社会保険労務士試験について、実施団体の公表データに基づいてまとめました。試験は厚生労働大臣が行い、試験事務は全国社会保険労務士会連合会が担っています。
最初に大切なお知らせ:次回・令和9年度(第59回)試験の日程は、2026年11月2日時点で公式に公表されていません。例年は年1回、8月下旬の日曜日に実施されています。日程が公表されたら、まず公式サイトで確認してください。
結論サマリー
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 次回試験日 | 令和9年度(第59回)の日程は未公表(通例は8月下旬) |
| 受験手数料 | 15,000円(受験料。別途、免許登録などの費用がかかる場合があります) |
| 合格率の目安 | 直近5年で5.3%〜9.3%(難関) |
| 合格基準(令和8年度) | 選択式:総得点25点以上かつ各科目の基準点以上、択一式:総得点47点以上かつ各科目の基準点以上 |
試験の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 令和9年度(第59回):未公表(通例は8月下旬)。直近の令和8年度(第58回)は2026年8月23日に実施済み |
| 試験の実施団体 | 厚生労働大臣(試験事務:全国社会保険労務士会連合会) |
| 試験方式 | 選択式(5肢択一式)と択一式(5肢択一式)の筆記試験 |
| 試験科目 | 労働基準法及び労働安全衛生法、労働者災害補償保険法、雇用保険法、労働保険の保険料の徴収等に関する法律、健康保険法、厚生年金保険法、国民年金法、労務管理その他の労働に関する一般常識、社会保険に関する一般常識 |
| 受験手数料 | 15,000円(受験料。2026年11月2日現在) |
※受験手数料のほか、免許登録費用など、合格後に別途費用がかかる場合があります。
出典:社会保険労務士試験オフィシャルサイト(https://www.sharosi-siken.or.jp/)第58回受験案内、厚生労働省「第58回社会保険労務士試験の合格者発表」(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_76425.html)/確認日:2026-11-02
試験日程と申込方法
令和9年度(第59回)の試験日程は、2026年11月2日時点で公式に公表されていません。例年の流れ(参考)では、4月下旬〜5月下旬ごろに受験申込の受付があり、8月下旬に試験が実施されます。
申込の流れは、受験申込書の入手(受験案内・申込書は、全国社会保険労務士会連合会のホームページや、都道府県社会保険労務士会の窓口などで入手できます)→受験手数料の支払い(15,000円)→受験申込書の提出(郵送またはインターネット)→受験票の送付、というのが一般的です。詳細は、公表された受験案内で確認してください。
※令和9年度の日程は現時点では未公表です。令和8年度の日程を参考として記載する場合は、公式の受験案内で確認してください。
出典:社会保険労務士試験オフィシャルサイト「試験の概要」(https://www.sharosi-siken.or.jp/about/outline/)、第58回受験案内(https://www.sharosi-siken.or.jp/wp-content/uploads/2026/04/58kaiannai.pdf)/確認日:2026-11-02
受験資格
社会保険労務士試験の受験資格は、主に次のいずれかに該当する方です。
- 大学(短期大学を含む)を卒業した方、または大学において62単位以上を修得した方
- 専門職大学の前期課程を修了した方(専門職短期大学を含む)
- 厚生労働大臣が認めた国家試験に合格した方
- 労働・社会保険に関する法令の規定に基づく事務に、通算して2年以上従事した方(公務員として従事した方を含みます)
- その他、厚生労働大臣が認めた方
詳細は、全国社会保険労務士会連合会の受験案内や、厚生労働省の公示で確認してください。
出典:社会保険労務士試験オフィシャルサイト「受験資格について」(https://www.sharosi-siken.or.jp/exam/)/確認日:2026-11-02
試験科目と合格基準
試験は、選択式と択一式の2つの形式で実施されます。合格するには、両方の形式で、総得点と各科目の基準点の両方を満たす必要があります。
選択式・択一式の基準点(令和8年度・第58回)
| 科目 | 選択式の基準点 | 択一式の基準点 |
|---|---|---|
| 労働基準法及び労働安全衛生法 | 3点 | 4点 |
| 労働者災害補償保険法 | 4点 | 4点 |
| 雇用保険法 | 2点 | 4点 |
| 労働保険の保険料の徴収等に関する法律 | 3点 | 4点 |
| 健康保険法 | 3点 | 4点 |
| 厚生年金保険法 | 3点 | 4点 |
| 国民年金法 | 3点 | 4点 |
| 労務管理その他の労働に関する一般常識 | 3点 | 4点 |
| 社会保険に関する一般常識 | 3点 | 4点 |
令和8年度(第58回)の合格基準は、選択式:総得点25点以上(ただし、各科目で上記の基準点を満たすこと)、択一式:総得点47点以上(ただし、各科目で上記の基準点を満たすこと)です。
※合格基準は、試験の難易度によって毎年変動します。令和9年度の基準点は、試験実施後に公表されます。
出典:社会保険労務士試験オフィシャルサイト 第58回受験案内・「試験の概要」/確認日:2026-11-02
合格率と難易度
社会保険労務士試験は、合格率が5%〜10%程度の難関試験です。直近5年の合格率は、次のとおりです。
| 年度 | 申込者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 合格基準点(選択式/択一式) |
|---|---|---|---|---|---|
| 令和8年度(第58回) | 52,842人 | 42,510人 | 3,961人 | 9.3% | 25点/47点 |
| 令和7年度(第57回) | 53,618人 | 43,421人 | 2,376人 | 5.5% | 22点/42点 |
| 令和6年度(第56回) | 53,707人 | 43,174人 | 2,974人 | 6.9% | 25点/44点 |
| 令和5年度(第55回) | 53,292人 | 42,741人 | 2,720人 | 6.4% | 26点/45点 |
| 令和4年度(第54回) | 52,251人 | 40,633人 | 2,134人 | 5.3% | 27点/44点 |
合格率の推移を見ると、令和8年度は9.3%と、直近5年では最も高くなりました。ただし、試験の難易度や合格基準点は年によって変動するため、合格率だけで難易度を判断することはできません。選択式と択一式の両方で基準点を満たす必要がある点が、社労士試験の大きな特徴です。
出典:厚生労働省「社会保険労務士試験の合格者発表」第58回(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_76425.html)・第57回(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63952.html)・第56回(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_43357.html)・第55回(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35258.html)および各回「合格基準について」/確認日:2026-11-02
合格後の流れ
試験に合格しただけでは、すぐに社会保険労務士として活動できるわけではありません。合格後、全国社会保険労務士会連合会に登録し、都道府県社会保険労務士会に入会する必要があります。登録には、実務経験などの要件があります。詳細は、全国社会保険労務士会連合会のホームページで確認してください。
出典:社会保険労務士試験オフィシャルサイト「試験の概要」・トップページお知らせ、厚生労働省 各回「合格基準について」/確認日:2026-11-02
よくある質問
Q: 社労士試験は独学で合格できますか?
A: 独学での合格は可能ですが、合格率が低い難関試験であるため、通信講座や予備校を利用する受験者も多くいます。学習方法については、別ページで詳しく解説しています。
Q: 社労士試験の受験資格は?
A: 大学卒業や、労働・社会保険に関する事務に2年以上従事した経験など、一定の要件があります。詳細は、全国社会保険労務士会連合会の受験案内で確認してください。
Q: 社労士試験の合格率は?
A: 直近5年では5.3%〜9.3%で推移しています。令和8年度は9.3%でした。
Q: 社労士試験の受験手数料はいくらですか?
A: 15,000円です(受験料。2026年11月2日現在)。
独学か通信講座か迷ったら
独学と通信講座のどちらが向いているかは、学習時間や予算、過去の学習経験によって異なります。通信講座の料金や特徴を比較したページもご覧ください。


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