日商簿記検定(2級・3級)について、試験日程・受験料・合格率を、実施団体である日本商工会議所の公表データに基づいてまとめました。本ページの数値はすべて2026年10月31日時点の確認です。
結論サマリー
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 次回試験日 | 統一試験:第174回 2026年11月15日(1〜3級)。ネット試験(CBT)は2級・3級のみ随時実施 |
| 申込締切 | 統一試験の申込期間は商工会議所ごとに異なり、全国一律の締切日は公式に公表されていません(第174回の受付終了は告知済み)。次回・第175回は2027年2月28日 |
| 受験料 | 2級 5,500円/3級 3,300円(統一・ネット共通) |
| 最新合格率 | 統一試験 第173回(2026年6月):2級 15.1%/3級 33.8%。ネット試験(2026年4〜6月集計):2級 31.9%/3級 44.5% |
統一試験とネット試験では合格率が大きく異なります。どちらの方式で受けるかによって、難易度の見え方が変わる点に注意してください。
出典:日本商工会議所「検定試験情報(受験者データ・2026年度日程)」
試験概要
| 項目 | 2級 | 3級 |
|---|---|---|
| 実施団体 | 日本商工会議所・各地商工会議所 | 同左 |
| 試験方式 | 統一試験(筆記・年3回)/ネット試験(CBT・随時) | 同左 |
| 試験時間 | 90分 | 60分 |
| 出題数 | 5題以内 | 3題以内 |
| 出題範囲 | 商業簿記・工業簿記 | 商業簿記 |
| 受験資格 | 制限なし(下位級の合格は不要) | 制限なし |
| 合格基準 | 70点以上(100点満点) | 70点以上(100点満点) |
出典:日本商工会議所 試験案内(2級・3級)
日程と申込手順
統一試験の今後の日程
- 第174回:2026年11月15日(1〜3級)※申込受付は終了
- 第175回:2027年2月28日(2・3級)
統一試験の申込期間・合格発表日は、申込先の商工会議所ごとに設定されており、全国一律の日程は公式に公表されていません。ネット試験は、試験会場(テストセンター)へ直接申し込む方式で、随時受験できますが、統一試験前後などに休止期間が設けられます(例:2026年11月9日〜18日)。
出典:日本商工会議所「2026年度日程」、各地商工会議所の検定案内
申込までのToDo(締切から逆算)
- 受験方式を決める(統一試験かネット試験か)
- 統一試験の場合:受験地の商工会議所の申込期間を確認する(会場により締切が異なるため、必ず個別に確認)
- ネット試験の場合:希望会場の空き状況と休止期間を確認して予約する
- 受験料(2級5,500円/3級3,300円)を用意する
- 試験日までに学習を完了させる
合格率・受験者数の推移
統一試験(筆記)

| 回 | 2級 実受験者 | 2級 合格率 | 3級 実受験者 | 3級 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 第173回(2026年6月) | 4,821人 | 15.1% | 14,359人 | 33.8% |
| 第172回(2026年2月) | 6,038人 | 15.1% | 17,140人 | 33.6% |
| 第171回(2025年11月) | 6,332人 | 23.6% | 16,648人 | 34.5% |
| 第170回(2025年6月) | 5,383人 | 22.2% | 18,935人 | 42.4% |
| 第169回(2025年2月) | 7,118人 | 20.9% | 21,026人 | 28.7% |
ネット試験(CBT・期間集計)
| 期間 | 2級 受験者 | 2級 合格率 | 3級 受験者 | 3級 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年4〜6月 | 33,659人 | 31.9% | 64,183人 | 44.5% |
| 2025年度 | 141,072人 | 32.9% | 276,477人 | 40.8% |
| 2024年度 | 124,429人 | 35.7% | 254,433人 | 38.6% |
| 2023年度 | 119,036人 | 35.2% | 238,155人 | 37.1% |
| 2022年度 | 105,289人 | 37.1% | 207,423人 | 41.2% |
同じ級でも、統一試験の2級合格率(15〜24%程度)とネット試験(32〜37%程度)には開きがあります。受験方式の違い(問題の出題傾向や受験者層の違い)が影響していると考えられますが、方式別の難易度について実施団体からの公式な見解は公表されていません。
出典:日本商工会議所「受験者データ」
出題範囲・合格基準と過去問題について
合格基準は2級・3級とも100点満点中70点以上です。2級は商業簿記に加えて工業簿記が出題されるため、3級よりも学習範囲が大きく広がります。
過去問題については注意が必要です。2級・3級の本試験問題は公式に公開されておらず、試験後に全回収されます。公式サイトで公開されているのは、2021年度以降分の一部の「サンプル問題」のみです(1級のみ本試験問題が公式公開されています)。「過去問演習」を前提とした学習計画を立てる場合は、この制約を踏まえてください。
出典:日本商工会議所 試験案内(2級・3級)
勉強時間の目安
勉強時間について、実施団体による公式統計は存在しません。一般に学習案内では数百時間規模の目安が示されることがありますが、これは個人の前提知識(経理実務の経験や学習歴)によって大きく変わるため、本ページでは断定的な時間数は記載しません。まずはサンプル問題に触れて、現在の理解度から逆算することをおすすめします。
独学か通信講座か迷ったら
仕訳の基礎から順に積み上げる学習が合う人は独学、工業簿記や連結会計などのつまずきやすい範囲を体系的に学びたい人は通信講座が向く傾向があります。費用と学習スタイルの比較は、別ページで詳しくまとめています。
→ 簿記の独学ガイド
よくある質問
Q. 3級に合格していなくても2級を受けられますか?
A. はい。受験資格に制限はなく、下位級の合格は不要です(東京商工会議所検定サイトの公式記載で確認)。
Q. 統一試験とネット試験で合格証書に違いはありますか?
A. 方式による資格上の扱いの違いについて、公式案内では特段の区別は示されていません。最新の扱いは実施団体の案内でご確認ください。
Q. 受験料の減免制度はありますか?
A. 公式案内では減免制度の記載は確認できませんでした(2026年10月31日時点)。
Q. 申込締切はいつですか?
A. 統一試験は商工会議所ごとに異なり、全国一律の締切日は公式に公表されていません。受験地の商工会議所の案内を直接ご確認ください。
当ページの情報は2026年10月31日時点のものです。申込前には必ず実施団体の最新案内をご確認ください。



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