FP技能検定2級・3級の試験日程・合格率・申込方法

FP技能検定2級・3級の試験日程・合格率・申込方法 資格・検定データ

FP技能検定について、実施団体の公表データに基づいてまとめました。本ページの数値は2026年10月31日時点の確認です。

この資格の最大の特徴は、実施団体が2つあることです。日本FP協会と、金融財政事情研究会(きんざい)の2団体(いずれも厚生労働大臣指定試験機関)が実施しており、学科試験は共通問題ですが、合格率は団体によって大きく異なります。本ページでは両団体の数値を合算せず、団体別に分けて記載します。

結論サマリー

項目内容
次回試験日通年CBT。2026年度は11月、12月(27日まで)、2027年1月、2月、3月(24日まで)に実施。年末年始などに休止期間あり
申込締切受検月の約3〜4か月前から予約開始、試験日の3日前まで予約可能(団体により細部が異なる)
受検手数料2級:学科5,700円+実技6,000円=11,700円/3級:学科4,000円+実技4,000円=8,000円(両団体同額・非課税、決済手数料は別途)
最新合格率(2級学科)日本FP協会 50.36%/きんざい 28.57%(いずれも2026年4〜8月実施分。同じ学科試験でも団体で大きく異なります)

出典:日本FP協会 受検要綱・試験日程、きんざい 試験案内(いずれも各団体公式)

試験概要

項目内容
実施団体日本FP協会/金融財政事情研究会(きんざい)
試験方式CBT(3級は2024年度、2級は2025年度から完全CBT化。ペーパー試験は廃止)
学科試験両団体で共通問題。2級:120分・60問/3級:90分・60問。合格基準は両団体とも36点以上(60点満点)
実技試験団体別に異なる(下記)。2級:90分/3級:60分
合格発表受検月の翌月中旬(例:2026年11月受検分は12月15日発表)

実技試験の内容は団体で異なります。日本FP協会は「資産設計提案業務」のみです。きんざいは、2級は個人資産相談業務・中小事業主資産相談業務・生保顧客資産相談業務・損保顧客資産相談業務から選択、3級は個人資産相談業務・保険顧客資産相談業務から選択します。合格基準も、日本FP協会は2級・3級とも60点(100点満点)、きんざいは2級・3級とも30点(50点満点)と異なります。

なお、学科・実技の一方だけ合格した場合は、翌々年度末まで他方の受験が免除される「一部合格」の仕組みがあります。

出典:日本FP協会 受検要綱、きんざい 試験案内

受験資格

2級を受検するには、次のいずれかが必要です。①3級FP技能検定の合格、②FP業務に関し2年以上の実務経験、③AFP認定研修の修了、④金融渉外技能審査3級の合格。

3級は「FP業務に従事している者、または従事しようとしている者」が対象で、実質的に制限はありません。

出典:日本FP協会 受検要綱、きんざい 試験案内

日程と申込手順

2026年度の実施予定

実施月:2026年11月、12月(27日まで)、2027年1月、2月、3月(24日まで)

休止期間:2026年12月28日〜2027年1月5日、2027年3月25日〜31日

申込までのToDo(試験日から逆算)

  • 受検する団体を決める(実技の科目と合格率の傾向が異なるため、先に決める)
  • 2級の場合は受検資格(3級合格・実務経験・AFP認定研修修了のいずれか)を確認する
  • 希望月の予約開始時期を確認し、試験日の3日前までに予約する
  • 受検手数料(学科+実技)と決済手数料を用意する
  • 学科と実技の受験日を設定する(一部合格の免除期間も考慮)

出典:日本FP協会 試験日程、きんざい 試験案内

合格率・受験者数の推移(団体別)

日本FP協会

FP技能検定2級・3級 合格率の推移グラフ
合格率の推移(出典:実施団体公式公表資料)
実施期間2級学科 受験/合格率2級実技 受験/合格率3級学科 受験/合格率3級実技 受験/合格率
2026年4〜8月24,773人/50.36%21,286人/56.73%41,352人/86.23%41,495人/83.29%
2025年10月〜2026年2月27,310人/47.18%22,070人/56.47%42,641人/86.60%42,409人/84.88%
2025年4〜9月25,387人/54.78%20,747人/69.67%43,335人/86.31%42,970人/85.38%
2025年1月(紙試験)21,678人/44.44%19,135人/48.82%――
2024年9月(紙試験)20,692人/47.11%19,374人/56.48%――
2024年10月〜2025年2月(3級)――37,774人/85.44%37,078人/85.57%

きんざい

実施期間2級学科 受験/合格率2級実技計 合格率3級学科 受験/合格率3級実技計 合格率
2026年4〜8月13,791人/28.57%57.40%(受験8,972人)19,752人/51.33%科目別のみ公表(下記参照)
2025年10月〜2026年2月18,417人/24.07%51.74%(受験9,970人)19,510人/53.97%53.70%(受験18,914人)
2025年4〜9月13,447人/24.24%52.89%(受験8,067人)21,399人/48.21%49.77%(受験20,103人)
2025年1月(紙試験・最終)23,462人/19.79%43.16%(受験14,826人)――

きんざいの2026年4〜8月分の3級実技は、合計値が確認できなかったため科目別の合格率のみを記載します(個人資産相談業務 68.38%、保険顧客資産相談業務 43.79%)。

なぜ同じ学科試験で合格率が違うのか:学科は両団体で共通問題・共通の合格基準(36点)です。それでも合格率に大きな差が出ているのは、受検者層の違い(団体ごとに受検者の属性構成が異なること)などが考えられますが、原因について両団体からの公式な説明は公表されていません。「どちらの団体が簡単か」という単純な比較はできない点にご注意ください。

出典:日本FP協会 試験結果、きんざい 試験結果

出題範囲と過去問題について

学科試験の出題範囲は、ライフプランニングと資金計画、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継の6分野で、両団体共通です。

過去問題は両団体とも公式に公開しています。CBT化後は、年1セット分の問題と模範解答が毎年5月下旬頃に公表されます(全出題の網羅ではありません)。ペーパー試験時代分は実施回ごとに公開されています。

出典:日本FP協会 受検要綱、きんざい 試験案内

勉強時間の目安

勉強時間について、実施団体による公式統計は存在しません。お金に関する実務経験や学習歴によって必要な時間は大きく変わるため、本ページでは断定的な時間数は記載しません。

独学か通信講座か迷ったら

2級の受検資格としてAFP認定研修の修了が認められているため、通信講座の修了自体が受検への近道になるケースがあります。独学で3級から段階を踏む方法との比較は、別ページにまとめています。

→ FPの通信講座比較

→ FPの独学ガイド

→ FPの費用・給付金

よくある質問

Q. 日本FP協会ときんざい、どちらで受けるべきですか?

A. 実技試験の科目構成と合格基準が異なるため、目的(どの実技科目で受けたいか)で選ぶのが基本です。合格率の差のみで判断することはおすすめしません。

Q. 学科と実技は同じ日に受けなければいけませんか?

A. 一部合格制度があり、学科・実技の一方に合格すれば、翌々年度末まで他方が免除されます。詳細は各団体の要綱をご確認ください。

Q. 受検手数料の減免制度はありますか?

A. 両団体の公式案内とも、減免制度の記載は確認できませんでした(2026年10月31日時点)。

当ページの情報は2026年10月31日時点のものです。申込前には必ず受検する団体の最新要綱をご確認ください。

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