日商簿記3級 第174回統一試験は11月15日|ネット試験の休止期間と2027年4月の範囲変更

日商簿記2級・3級の試験日程・合格率・申込方法 資格・検定データ

日商簿記3級の受験を考えている人向けに、直近の試験日程と今後の変更点をまとめました。ポイントは3つです。

  1. 統一試験(第174回)は 2026年11月15日(日) に実施されます
  2. ネット試験は 2026年11月9日(月)〜11月18日(水) が休止期間で、この間は受験できません
  3. 2027年4月1日以降 の試験から、出題範囲と配点が変わります

いずれも実施団体の日本商工会議所が公表している情報です(確認日:2026年11月4日)。

第174回 統一試験(2026年11月15日)

項目 内容
試験日 2026年11月15日(日)
回・対象 第174回、1級〜3級
3級の試験内容 商業簿記のみ、試験時間60分、合格基準は100点満点中70点以上
受験料(3級) 3,300円(税込)
申込先 受験希望地の商工会議所(申込期間・方法は商工会議所ごとに異なります)

申込受付は2026年9月28日から各地の商工会議所で順次始まり、第174回分の受付は終了しています。合格発表の方法と日程も、申し込んだ商工会議所ごとに異なります。

今回の統一試験に申し込めなかった場合の選択肢は、次の2つです。

  • ネット試験(休止期間明けの 11月19日(木)以降 に予約)
  • 次回の統一試験 第175回(2027年2月28日(日)、2級・3級)

試験日程・受験料・合格率の全体像は、簿記データページにまとめています。

→ 日商簿記の試験日程・受験料・合格率データ

ネット試験の休止期間(11月9日〜18日)

ネット試験(2級・3級)には、統一試験の前後に「施行休止期間」があります。2026年度の休止期間は次のとおりです。

休止期間 状況
2026年4月1日〜4月13日 終了
2026年6月8日〜6月17日 終了
2026年11月9日(月)〜11月18日(水) 今回の期間
2027年2月22日(月)〜3月3日(水) 次回

11月中にネット試験で受けたい場合は、11月8日(日)まで か 11月19日(木)以降 の日程で予約してください。なお、団体試験にも同じ休止期間が適用されます。

2027年4月1日から出題範囲と配点が変わります

日本商工会議所は2026年7月31日、2027年度試験(2027年4月1日〜2028年3月31日)に適用する出題区分表の確定版を公表しました。背景は、紙媒体の手形・小切手の廃止(全国銀行協会が2026年度末で電子交換所における手形・小切手の交換を廃止する方針)などです。

2027年3月31日までに行われる試験は、いまの範囲・配点のままです。切り替えは「試験を受ける日」で決まります。

3級で変わる主な内容

区分 内容
区分の改定(手形・小切手) 紙媒体による手形・小切手の廃止に伴う改定です。出題区分表の「手形」「債権の譲渡」の項目が削除され、紙の手形に関する処理は出題されなくなります。電子記録債権・電子記録債務は引き続き出題範囲で、「売掛金および買掛金ならびに電子記録債権等」にまとめられます(出題内容自体に変更はありません)
範囲の整理 「普通預金」が区分表に明記されます(従来から扱われてきた内容の明記です)
2級から3級へ移行 商品売買:「販売のつど売上原価勘定に振り替える方法による売買取引の処理」
2級から3級へ移行 有形固定資産:「有形固定資産の除却、廃棄」
2級から3級へ移行 減価償却:「定率法」。ただし償却率が示されるなど簡易な出題にとどまり、200%定率法の保証率・改定償却率に関する問題は3級では出題されません

リースについては、3級でオンバランス処理を求めるものではありません(実施団体の説明書に明記されています)。

配点も変わります(3級)

出題区分の改定とは別の公式発表として、2026年9月25日に配点の変更が公表されました。2027年4月1日以降の3級の配点は次のとおりです。

大問 2027年4月1日以降
第1問 45点
第2問 25点
第3問 30点
合計・合格基準 100点満点、70点以上で合格

勉強への影響

  • 2027年3月31日までに受ける人:いまのテキスト・問題集のままで問題ありません。紙の手形・小切手も現行範囲では出題対象です
  • 2027年4月1日以降に受ける人:紙の手形・小切手の学習は不要になります(電子記録債権・債務は引き続き必要です)。代わりに、販売のつど売上原価勘定に振り替える方法、有形固定資産の除却・廃棄、定率法が新たに必要です。テキストを買うときは「2027年度の新範囲対応」かどうかを確認してください
  • どちらの範囲で受けるか迷う場合は、学習の進み具合で判断するのが現実的です。現行範囲で仕上がっているなら2027年3月までの受験、新しく始めるなら新範囲前提の教材選びが無駄がありません

独学の進め方はこちらにまとめています。

→ 日商簿記3級の独学ガイド

通信講座で対策したい場合は、対応年度を確認したうえで比較してください。

→ 日商簿記の通信講座比較

出典

すべて日本商工会議所「商工会議所の検定試験」公式サイトの情報で、確認日は2026年11月4日です。

  • 2026年度試験日程カレンダー(第174回・第175回の試験日、受験料、ネット試験・団体試験の施行休止期間)
    https://www.kentei.ne.jp/calendar_2026
  • 2027年度適用の商工会議所簿記検定試験出題区分表等(確定版)について(2026年7月31日公表)
    https://www.kentei.ne.jp/51147
  • 改定項目等の説明書(確定版)(2026年7月31日。紙の手形に関する項目の削除、販売のつど売上原価勘定に振り替える方法・有形固定資産の除却、廃棄・定率法の3級への移行、電子記録債権等の整理)
    https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/exam-list
  • 【重要】2027年度以降の日商簿記3級試験問題の配点について(2026年9月25日発表)
    https://www.kentei.ne.jp/51504

※試験日程や申込期間は変更されることがあります。申込前に公式サイトと受験希望地の商工会議所で最新情報をご確認ください。

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