試験日程は全国で統一されていません
危険物取扱者試験には、全国一律の試験日・申込期間がありません。各支部(都道府県ごと、東京は中央試験センター)が年複数回の日程表を公表する方式です。このページでは「自分の受験地の日程をどう確認するか」を含めて、公式データを整理します。
出典:一般財団法人 消防試験研究センター 公式サイト。本記事の数値は2026年10月31日時点の確認です。
結論サマリー
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 次回試験日 | 全国統一日程なし。受験する都道府県の支部の日程表で確認(年複数回実施、全国どこの会場でも受験可) |
| 申込締切 | 試験日ごとに支部の日程表に記載 |
| 試験手数料 | 5,300円(非課税)。一度納付した手数料は返金されません |
| 最新合格率 | 31.9%(令和7年度:受験者222,545人/合格者71,059人) |
試験概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施団体 | 一般財団法人 消防試験研究センター |
| 受験資格 | なし(乙種・丙種はどなたでも受験できます。資格が必要なのは甲種のみ) |
| 試験形式 | 筆記・五肢択一・35問・2時間(CBT方式はありません) |
| 合格発表 | 各回の日程表に記載された日に、発表日正午からWebに合格者の受験番号が掲示されます。あわせて支部での公示と、受験者全員への結果通知書(圧着はがき)の郵送があります |
| 過去問 | 一部のみ公開(下記参照) |
科目免除について
すでに乙種の免状を持っている方は、「法令」と「基礎的な物理学及び基礎的な化学」が全科目免除となり、「性質・火災予防・消火」の10問・35分のみの受験になります。なお、科目免除は試験手数料の減額とは別の制度です。
日程と申込手順
日程が支部ごとに異なるため、手順は「確認の流れ」として示します。
- 消防試験研究センター公式サイトの「試験情報検索」で、受験したい都道府県と試験日を選ぶ
- その回の受付期間・合格発表日を日程表で確認する
- 受付期間内に申し込む(手数料5,300円、非課税・返金なし)
- 試験日当日に受験する
- 合格発表日にWebの受験番号掲示で確認する(結果通知書も全員に郵送されます)
住民票のある都道府県で受ける必要はなく、全国どこの会場でも受験できます。日程の合う会場を探せるのも、この試験の特徴です。
なお、令和10年度からは原則として電子申請のみとなる予定が公式に告知されています。将来受験する方は申込方法の変更に注意してください。
出典:消防試験研究センター「危険物取扱者試験 案内・試験情報検索」(2026年10月31日確認)
合格率・受験者数の推移
消防試験研究センター公表の、乙種第4類の年度集計です。

| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 令和7年度(最新) | 222,545人 | 71,059人 | 31.9% |
| 令和6年度 | 223,846人 | 71,023人 | 31.7% |
| 令和5年度 | 223,797人 | 71,670人 | 32.0% |
| 令和4年度 | 223,009人 | 70,211人 | 31.5% |
| 令和3年度 | 234,481人 | 84,564人 | 36.1% |
受験者数は毎年22万人を超え、合格率は近年32%前後で安定しています。令和7年度の申請者数は256,468人でした。また、令和8年度4〜8月の累計(参考値)では、受験85,192人/合格28,987人/合格率34.0%となっています。
出典:消防試験研究センター「試験結果」(2026年10月31日確認)
出題範囲・合格基準
試験の構成
| 科目 | 内容 | 問題数 |
|---|---|---|
| 法令 | 危険物に関する法令 | 15問 |
| 基礎的な物理学及び基礎的な化学 | 物化の基礎 | 10問 |
| 性質・火災予防・消火 | 第4類(引火性液体)の性質、火災予防、消火の方法 | 10問 |
合計35問・五肢択一・試験時間2時間の筆記試験です。
合格基準(科目ごとに判定)
試験科目ごとに、それぞれ60%以上の正答が必要です(免除科目を除く)。合計点で60%を超えていても、1科目でも60%未満があれば合格にはなりません。3科目をバランスよく仕上げることが、公式の合格基準から読み取れる対策方針です。
出典:消防試験研究センター「危険物取扱者試験 案内」(2026年10月31日確認)
勉強時間の目安
必要な勉強時間について、公式の統計は存在しません。実施団体も標準勉強時間を公表していないため、時間数を断定することはできません。
判断材料として公式データから分かるのは、合格率が32%前後で安定していることと、科目ごとに60%以上が必要な足切り型の基準であることです。特定の科目だけに偏らない学習配分が前提になります。具体的な学習計画は独学ガイドで整理しています。
独学か通信講座か迷ったら
過去問題の公式公開が一部にとどまるため、問題演習の量をどう確保するかが独学の論点になります。市販テキストや講座を使う場合の費用感は、費用・給付金と比較のページで確認してください。
よくある質問(FAQ)
Q. 試験日はいつですか?
A. 全国統一の日程はありません。各支部が年複数回の日程を公表しています。公式サイトの試験情報検索で、都道府県ごとに試験日・受付期間・合格発表日を確認してください。
Q. 住んでいる県以外でも受験できますか?
A. できます。全国どこの会場でも受験可能です。
Q. 受験資格はありますか?
A. 乙種・丙種に受験資格はありません。どなたでも受験できます(資格が必要なのは甲種のみです)。
Q. 過去問は手に入りますか?
A. 全問の公開はありません。公式には「過去に出題された問題の一部」が公開されており、乙種第4類専用のPDF(令和7年度以前の出題から選定、2026年6月更新)があります。
Q. 手数料の減免はありますか?
A. 2026年10月31日時点で、公式案内に手数料の減免制度の記載は確認できませんでした。なお手数料は返金されません。
Q. 参考までに、他の種別の手数料は?
A. 甲種7,200円、丙種4,200円です(いずれも非課税)。
出典一覧:一般財団法人 消防試験研究センター「危険物取扱者試験 案内」「試験情報検索」「試験結果」「過去に出題された問題」。本記事の内容は2026年10月31日時点の公式情報に基づきます。受験地ごとの日程は、申込前に必ず公式の日程表でご確認ください。



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